自然療法的運動方法とメリット

自然療法的運動の種類

1. ウォーキング

人の身体は長時間長距離を歩くように設計されており、日々散歩をすることでリンパ系が体内から毒素を排出し、健康の気が経路を循環するようになっています。そして、身体全体をアルカリ性にして、身体的健康だけでなく精神的安定や幸福感に大きな影響を与えています。
 

2. ストレッチ

人間の身体は、筋肉と腱、靭帯から構成されており、多くの場合日常生活の中でこれらの組織のストレッチは自然と無意識に行われ、溜まったマイナスエネルギーや毒素の排出に役立っています。
 

3. 筋力エクササイズ

筋肉トレーニングは、筋肉に負荷をかける運動のエクササイズですが、基本的に身体を柔軟にして体内エネルギーの循環に役立つことはありません。しかし、過多な脂肪を燃焼させたり、スマートな体型の維持や足腰を丈夫に保つという面ではとても良い運動になると考えられます。
 

4. 姿勢

姿勢が良いことは、自然と身体全体に気が流れて精神的な健康にも良いとされており、とくにパソコンやスマートフォンを毎日使用する現代人は首や背骨が曲がりがちで姿勢が悪い人が多いため、良い姿勢を保つために定期的に整体などに通うと良いかもしれません。また、一定時間同じポーズをとる体操の「ヨガ」も非常に健康面で良い影響があるエクササイズで、自然の気を流し内臓に刺激を与えるメリットが得られます。
 

5. 有酸素運動

有酸素運動とは、会話ができる程度に呼吸を保ちながら行う運動のことで、「エアロビック運動」とも言われています。この運動は、血流に刺激を与えて身体中に酸素を送り、体内不純物の毒素を排出する働きがあります。
 

6. 無酸素運動

無酸素運動とは、有酸素運動とは逆に会話できないほど激しく呼吸しながら行う運動のことで、体内に酸素が送られないため、身体中の細胞を瀕死状態に近い環境まで追い込みます。これにより、体内毒素を排出して異常な細胞の活動をストップすることが可能になります。
 

7. 細胞運動

細胞運動とは、トランポリンなどを使って体内細胞に良い影響を一度に与えられる効率的な運動のことです。リンパの流れが飛躍的に向上し、身体中の細胞に強さと活力を生み出します。
 

自然療法的運動のメリット

1. 細胞内の酸素量が増える

細胞内の酸素量が増えることで、病気と無縁なアルカリ性の身体を手に入れることができ、酸素が豊富な環境で生きられないウイルスに感染するリスクや、ガンに罹患する危険性を下げることができます。
 

2. リンパの流れが良くなる

自然療法的運動により、リンパの流れが飛躍的に良くなり、体内毒素の排泄が促進されます。
 

3. 細胞が刺激される

自然療法的運動により各細胞が刺激され、毒性老廃物の排泄が促進されます。これにより、毒性老廃物が原因で引き起こされる腫瘍やガンに罹患するリスクを下げることができます。
 

4. エネルギー循環が良くなる

身体内には、血液が血管内を流れているように、細胞に活力と生命力を与える電磁エネルギーが流れています。そして、定期的な運動によってエネルギーの循環がスムーズになり、アルカリ性の身体や免疫力の高い身体を得やすくなります。もちろん、高い免疫力を得ることは、病気と無縁の生活を実現するためのきっかけになるかもしれません。
 

5. ストレス発散になる

運動は、体内にプラスのエネルギーを取り込んで、身体の緊張と精神的ストレスを解放するエクササイズになります。

 
（参考文献: 病気にならない人は知っている / 幻冬舎,2006）